
お陰様で我が社も単身からのスタートで、すでに今年で45目となりました。ALCパネルの職人として、当時は旧友とアルバイトの2人を雇い、3名の会社でした 。
私の父親が酸素溶接の職人だったためか、私も自然に職人の道に進んだのかも知れません 。当時は現場に行っても足場は丸太でしたし、道具等もあまり無く、手作業が多い有様で現在の環境とはまるで別世界です 。
さて、これまで何度も商いにおいて向かい風にあいましたが、中でも少しずつ貯めた資金を窃盗されたり、人集めの際、同居になることもありました 。
職人の世界は、気持ちを強く持ち、技術を養い健康な身体で過ごす、言わば相撲道で言われる心技体の世界でしょう 。現在はあまり人気のある仕事とは言えませんが、日本経済を支える建築業の柱には違いありません 。
人も増え、元請様や代理店様より多くの仕事を頂く様になり、組織として追い風が吹いてまいりましたが、同時に商売の危機感も感じる様になりました 。
私は商売とは“人脈と運”の巡り合わせと考えています 。どんなに人やお金があってもその人に運が無ければ、成り立たないと思ってるからです 。この運は自分や他人も誰もがわからない事実であり、その中には危険である事も含まれるかも知れません 。
私は昭和の人間です 。最も日本経済を支えてきた時期の経験は、この新し令和の時代になろうとも必ず生きていく教訓に欠かせない要素となると信じております 。
現在は8年前に会長職となり、長女に社長を譲りました 。従業員や優秀な協力会社の皆さんは、大事な財産であり、また家族です 。娘には<先憂後楽>の精神を忘れずに励んで欲しいと願ってます 。
これからも長い目でご指導ご鞭撻のほど我が社をよろしくお願いいたします 。
取締役会長 高岡千明
